「サクラ誘拐事件」 ーサクラが攫われたー 突然の一報を受けて、案の定ナルトはサクラ救出の為に勢いよく火影室を飛び出す。 「待てナルト!」 「待ってられっかよ!」 「お前一人で行くなと言う意味だ!」 ナルトが綱手を振り返れば、そこには言わずと知れた三人の姿があった。 「お、お前ら」 「ナルト、僕らも行きます」 「暗号解読の次は誘拐事件か・・・面倒くせーな」 「赤丸と俺がいりゃあすぐだって」 既に準備を終えて勇ましく立っていた。 「今の里の状況で、上忍をくれてやる訳にはいかない。お前たち同期で救出に迎え」 斯くして、ナルト、サイ、シカマル、キバはサクラ救出任務へと馳せたのだ。 「こっちだ」 赤丸を筆頭に、4人は西を目指して走り続ける。 一日ほど駆け巡った所でキバは低い声で唸った。 「これは・・・」 「どうしたんだ、キバ?」 キバは立ち止まって、神妙な面持ちで鼻に神経を集中させている様子だ。 「・・・驚くなよ、おそらくサクラを連れ去ったのは・・・」 しんと静まる中に、キバの声が響き渡る― 「サスケだ」   +   +   + ピチャ、という音を立てて肌に冷たい雫が滴る。 ピチャン― 背中を伝う水の冷たさに眉を顰め、サクラはようやくうっすらと目を開けた。 (・・・ここは―) 暗闇の所為で辺りの状況を伺えない。 しかし少し離れた所に置かれた蝋燭の火が、そのすぐ傍の岩壁をぼんやりと照らしている。 (私、急に人影に襲われて・・・) 思い返して、誰かに攫われた事を理解し、身構えた。 ギィという扉が開く音がした。 目をやると、徐々に闇に慣れて来たのかうっすらと扉と人影を確認できた。 サクラは無言のまま様子を伺っていると、その人影は近寄って来る。 「起きたか、サクラ」 「・・・!!」 声を聞き、そして目の前に立つその姿を見、サクラは絶句した。 「・・・サ、サスケ君」 ようやく出た言葉に、サスケはフンッ、と鼻を鳴らして無表情のままサクラを見つめる。 「サスケ君・・・どうして・・・」 サスケはサクラの言葉など聞こえぬかのように、唯一の灯火に近寄っていった。 「サスケく」 「サクラ」 サスケは言葉を遮り、サクラに方に目を向けて尋ねた。 「明るいのと、暗闇と、どちらがいい」 「・・・え?」 どういう事かと尋ねても、サスケはそれ以上何も言葉を発しない。 暫く悩んだ末、サクラは小さく「明るい方がいい」と答えて。 そこでようやく、サスケは口元に笑みを湛えた。 「そうか・・・」 そう呟いて、サスケは蝋燭に手を翳した。 するとたった一つだった蝋燭の火は辺りに置かれていた蝋燭全て燃え移り その無数の炎達は部屋を明るく照らした。 岩肌に囲まれた洞窟のような部屋を、サクラは緊張の面持ちで見まわした。 「俺も、明るい方がいいと思っていた」 「・・・サスケ君、何を言っているの?」 近づくサスケにサクラは後ずさる。 サスケの腰に刀は見当たらない。 ただ、何か嫌な予感だけはしていた。 「サスケ君、どうし―」 サスケはサクラの言葉を待たずして、突然その胸倉をつかんだ。 「サクラ、嫌なら自力で逃れてみろ」 サクラは拳にチャクラを集中させるが、肝心の体が動かない。 金縛りにあったように、サスケを目で追う事しか出来ない。 「サ・・スケく・・・なに・・・を・・・」 振り絞られた言葉にサスケは妖しい笑みを湛えて、 動けぬサクラのファスナーをゆっくりと引き下ろしていった―・・・   +   +   + 「ここだ」 サスケとサクラの匂いを追ってやってきた場所は、 大きな岩肌のつづく洞窟の入り口。 「この中か」 真っ暗なその先を見つめるナルトに、キバはいいやと首を振った。 「どうやらその入口はフェイクで、サスケとサクラの匂いはこの先には無い。」 「ここで匂いが消えてるって事か」 シカマルは顎に手を当てて何やら考えている様子だ。 「ちょっと試してみましょう」 そういってサイは巻物に筆を走らせ、あっという間に何匹もの鼠を放つ。 洞窟の入り口から奥へと向かう鼠たち。 暫くしてサイは印を解いて目を開けた。 「うん、やっぱりこの入口はフェイクですね。間違って入ったら出れなくなるかも」 「面倒だな・・・」 シカマルは辺りを見渡し、3人に向けて言い放った。 「多分近くに入口の鍵がある筈だ。匂いはここでぱったり無くなっているなら、  おそらく入口はここだ。開ける為の何かを探せば、地面か空間か、何かしら変化がある筈だ。  それを探してくれ。・・・散!」 シカマルの掛け声とともに、4人は一斉に散った。   +   +   + 「あ、・・・サスケ君、やめっ」 サクラは冷たく平たい石の上で、服を全て剥ぎ取られて横たわっていた。 「どうやら体はすっかり成長しているみたいだな」 サクラの上に覆いかぶさり、ただその白い肢体を眺めまわす。 「うぅ、」 サクラは何とか体を動かそうとするが、全く言う事を聞いてくれない。 「サクラ、両手を上へ」 しかしサスケの命令には従順に応え動く。 サクラの腕は意に反して頭上へと上げられた。 サスケはその両手をサクラの額宛で縛り、サクラの目の前で囁いた。 「・・・どうやら仲間が迎えに来たようだぞ」 サクラはハッとして、それがナルトだとすぐ様分かった。 サクラでも、ナルトと思しき気配を感じられたからだ。 「や、いやっ」 「こんな姿、見られたくはないだろう」 「お願い・・・やめてっ」 サクラは涙を流してサスケに訴えた。 「・・・」 サスケは無言のまま、サクラの涙に口づけ、そのまま唇を奪った。 息が持たなくなるくらい、深く、長くそれは続いた。 「どうした、感じたか?」 そう言って露わになった胸の膨らみを掴む。 「ここがこんなに立っているぞ」 「ぁんっ」 頂きをつままれ、思わず声を上げてしまう。 するとサスケは今度は口に含んで転がし始める。 「待って、やめっ・・・ゃぁあ」 優しく弄られる感覚に紅潮する。 (こんな所、見られたくない!) 近づくナルトの気に、サクラは涙を流すしか出来なかった。   +   +   + 「サスケーーー!」 洞窟内に響くナルトの声と共に、岩を砕く轟音が鳴り響く。 「サクラちゃんを返せー!」 ナルトの後ろに構えるシカマル・サイ・キバも、その目で敵を睨みつける。 「ようやく来たか」 ゆっくりと姿を現すサスケに、ナルトはぐっと歯を食いしばった。 「なんでサクラちゃんを攫ったりしたんだ・・・!!」 サスケはそれに対し、無言で応える。 「サスケ!もう復讐なんてやめて帰って来い!」 「・・・ナルト、いいものを見せてやる。見たいか?」 「ああ?」 「見たいかと聞いているんだ」 「・・・・」 今度はナルトが無言になった。 「・・・見せてやるよ」 サスケはにやりと笑みを湛え、背後の蝋燭に一斉に火を灯した。 大きな石の台座。 そこには白い肌が惜しげもなく曝されている。 「いやっ、ナルト、見ないでー!」 サクラは動かぬ体を震わせる事も出来ず、ただ叫んだ。 「なっ、サクラちゃん!!」 掛け寄ろうとして足を踏み出したナルトに、シカマルは叫んだ。 「待てナルト!足元!!」 ナルトが地面に足をつけると、カチッという音が鳴った。 爆発かと皆が身構えた瞬間― その一瞬が全てとなった。 「な、なんだ・・・コレ・・・」 ナルト達は皆、サクラ同様体が動かなくなっていた。 動かせる物は、目と口。 「マズイ・・・」 シカマルは苦虫を潰したようにひどく顔を顰めた。 「くそ、体が動かねえ!」 キバも赤丸も、体を動かそうと食いしばるがピクリともしない。 そんな中で、サイは静かに声を発した。 「僕たちの前で、サクラを犯す事が目的ですが、サスケ君」 サイの言葉に、皆しんと静まる。 「・・・さあな」 サスケは冷たい目をサイに向け、暫くして後ろを振り向いた。 台座に近づき、動かぬサクラの体に命令をする。 「仲間が来たぞ、無事の姿を見せてやれ」 「!!そんな、い、いや・・・やめて!」 ぐぐっ、と力を込めるサクラだが、体はサスケの言うとおりに体を起こす。 「いやっ、いや・・・見ないで、皆っ」 サスケはサクラの体に腕を滑らせ、その身を包んだ。 引き締まった、滑らかな白い体が艶めかしくサスケの腕の中で魅せている。 思わず目にしてしまったナルト達は、ブルッと動かぬはずの体を震わせた。 「奴らはみんな、サクラの体を見たがってるぞ」 「「「「!!!!」」」」 サスケの言葉に、一同はピクリと反応する。 「お前は気付いてないかもしれないが、お前を好きなのはナルトばかりじゃない」 「!」 サクラもその言葉を聞いて目を見開く。 「う、嘘よ!」 「俺は知ってる、俺には視えている。お前を抱きたいと思っているアイツらの想いがな」 「ん・・・やあっ」 サスケはサクラの腹をなぞり、ゆっくりと秘所に向かって這わせて行く。 「やっ、やめて、サスケ君っ」 サスケはサクラの懇願も聞かず、その体に甘い刺激を与え始める。 「ふぁっ、だ、ダメっ・・・やめて・・・」 「や、ヤメロー!サスケー!!」 サスケはナルトを見やり、その後ろで固まる3人を見やった。 「なら、誰に抱かれたいかサクラに訊いてみるか」 なあ、サクラ・・・ と顔を向けられたサクラは青ざめ、絶句した。 続くかも(汗 ひえ〜終わらねー まさかこんな長い文章になるとは汗汗 続き、書く・・・かも?^^;